1月11日(土)に道徳授業地区公開講座を実施いたしました。
「多様な性」を題材にし、セクシュアリティの違いについて1時間目に全学級で公開授業を行い、2、3時間目で講師の先生のお話をいただきました。各クラスの授業に関しては、多様な性に関する認識や理解が進むようイラストや動画を活用して、視覚的に多様な性のあり方について触れました。
講演会では、NPO法人ReBit様に講師をお招きしました。
「多様な性ってなんだろう?~互いの違いを受け止め合える社会を目指して」というテーマのもと、世界には外見も内面も違う色々な人が存在し、見た目が似ていても内面は人それぞれ事情や背景がちがうこと、「多様性」とはそういった各々の「ちがい」であることを講師の先生の実体験を交えお話いただきました。
講演の最後には、年齢や得意不得意、体格等含め、人には色々なちがいがあるように、同じようにセクシュアリティも人の数だけ存在すること。セクシュアリティにとどまらず、自分のもっている「ちがい」を大切にすると共に、相手のことも大切にできる人や社会であってほしいというお言葉をいただきました。
集団生活において多種多様な個性がある中で、見た目のちがいや考え方のちがいなど大勢の中で自分を比較し不安を覚えることもあると思います。
多様な性を含め、それぞれの「ちがい」を受け止め合うにはどうしたらいいのか考える機会となりました。