経済分野の企業の働きについての学習において、小金井市を豊かにするためのビジネスコンテストを開催しました。「なぜそのビジネスを始めるのか」や「どうやって利潤を得るのか」を考えることを通して、「暮らしを豊かにするという企業の役割」「企業間競争の大切さ」などについて理解を深めることができると考えました。

「◯◯で小金井を豊かに!」をテーマに、小金井市の課題や、「あったらいいな」と思うようなことをイメージし、それを解決するためにどんな会社を作るのかを提案します。

グループごとに、Chromebookを使っての作業となるので、作業状況が見えにくくなってしまいます。進捗確認を見える化するため、進んだら黒板にチェックを入れるようにしました。

発表の場面では、各クラスでチームごとに、自分たちが考えたビジネスについてプレゼンテーションを行いました。

学習活動の中では、小金井市内にライバルとなりうる企業がないか、同業他社はどのように社会的責任(CSR)を果たしているか、などを主体的に調べ、自チームのプレゼンをより良いものにしようとする姿が見られました。それとともに、地元である小金井市についてはもちろん、教科書内容にとどまらない分野への知識探究も進みました。

今回の授業計画にあたっては、Googleの生成AI“Gemini”を活用しました。ビジネスコンテストやプレゼンテーションの際に必要な情報収集や、スライド作成の参考に使うことで、生徒とともに教員としてもスムーズに進めることができたと考えています。