2年生の跳び箱運動の学習では、自分の動きを確認するために「タイムシフトカメラ」を使用しています。

かつて器械運動の学習では、ビデオカメラで実技の様子を撮影することがありましたが、その映像を確認するためには、活動を一時中断したり、昼休みや放課後など別の時間に見たりするしか方法がありませんでした。しかし、これではフォームの修正などが次の時間になってしまうためロスが大きく、十分な学習になっていませんでした。

学習のポイントを全体で確認した後、挑戦する技や難易度に応じて各自で場所を決めます。

跳び箱の斜め前方にChromebookを置き、生徒が跳び箱を跳ぶときの様子を撮影しています。

「タイムシフトカメラ」は、撮影した映像を遅れて画面に表示する機能を持ったアプリで、10秒遅れて映像が流れるように設定しています。

これによって、跳び箱を跳んだ直後に自分の目でフォームを確認することができます。活動を中断する必要がありません。

自分の動きを客観的に映像で確認できるので、各自でフォームの修正を考えることにつながります。